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深蒸し茶(煎茶)の製造工程には、大きくわけて「荒茶」と「仕上げ」の2種類があります。 「荒茶」とは蒸気をかけた茶の葉を揉みながら乾燥させる行程で、これらはあまり一般には流通していません。製茶問屋などがこの荒茶を仕入れ、さらに「仕上げ」の行程を経て商品として流通します。
お茶揉みはいかに揉みながら茶の葉の芯まで乾燥させていくかが技です。 ご家庭に着くまでには多くの人の手や工程によって作りあげられていきます。機械も進歩して、コンピュータ制御になっていますが、最終的には人の手によるお茶の葉のしっとり具合・感触によっての出来上がり基準になります。そして、下記のように多くの機械を通過しながら、お茶になっていきます。 静岡の「遠州丸伍園」から産地直送でお届けする静岡茶をご賞味下さい。
お茶の製造に指定された茶園、茶畑です。
当社の自社工場で摘み取ったお茶を荒茶(第一次の加工品。茎や粉、硬い葉などが含まれるお茶)に仕上げます。
当社のこだわりにより育てられた新鮮な生葉の集荷を行ないます。
集荷した生葉を蒸し器にかけ臭みを取り除きます。(味、香り、水の色の調整も伴ってます)
茶葉の香りを高めると同時に、圧力により揉み工程の時間を短縮します。
圧力により、茶葉の成分合成、及び水分の平均化を行ないます。
茶葉の水気を弱めるために、圧力を加え茶葉を柔らかくしていきます。
揉稔機で補えない茶葉の水分を飛ばす作業や茶葉をほぐす作業を行ないます。
茶葉の型を整え、水分を取り除きます。
お茶の香りや長期保存に耐えられるように茶葉の乾燥を行ないます。
合組機により茶葉のムラをなくします。
茎や粉、硬い葉、芽なども含まれる荒茶と呼ばれる状態に仕上がります。
4月の旬を迎えた茶畑で手摘みされた 生葉を丹念に揉み上げた深蒸し茶です。
1,050円(税込) 容量 100g入り
静岡、走り新茶の手摘み茶です。
1,365円(税込) 容量 100g入り
保存しても品質が劣化せず保管ができるよう含水率が数%になるまで乾燥させます。
茶葉のサイズが合わないものや異物を除去を行ないます。
茶の表面の反射率つまり茶の表面の明るさの差を利用して、茶葉と茎を分離する機械で分離します。
茶葉を様々な目の大きさの篩にかけて、お茶を選別します。
回転させながらさらに茶葉の大きさを均一にそろえるためにふるいにかけます。
さらにもう1度茶葉と茎などを分離し品質を整えます。
茶葉の色を均一にする工程です。
総合機により選別され、茎と粉を取り除かれ、それぞれ火入れされた芽茶と本茶を混和する工程です。
袋詰めし、仕上げに窒素を充填することで新鮮な味を保ちます。
一般的に日本茶と呼ばれるお茶は蒸気で蒸す蒸熱工程という工程を経ます。 この蒸し時間によって「浅蒸し茶」か「深蒸し茶」に分かれます。蒸熱は生葉の中にある酸化酵素を不活性化させることをはじめ、生葉特有の青臭を除き、緑茶固有の香味を発生させ、茶葉を柔らかくするために行います。 蒸気によってむらなく蒸熱してから速やかに冷却します。蒸熱時間は普通蒸しで30秒程度、深蒸しでは60~90秒程度行います。ですが、当園はさらに数十秒蒸し時間を長くする事によって、細かく粉のような仕上がりになりますが、深いコクが得られるのです。