いれ方によって味が大きく変わります!!
普段何気なく飲んでいるお茶。みなさんはどうやって飲んでいますか?
お茶の種類にこだわる人のなかでも、案外、いれ方に気を遣っていない方も多くいらっしゃいます。お茶に合ったいれ方や時間を知れば、お茶の美味しさを十二分に引き出す事ができます。
日本茶インストラクターの肩書きも持つ当店店主が、ご家庭で簡単に実戦できる美味しいお茶のいれ方をお教えします。
いれ方を知れば、良いお茶はもちろん、どんなお茶でも美味しく飲む事ができるようになります。

深蒸茶のおいしい入れ方
1.常温の茶器にお湯を注ぐ
茶器を暖める効果と沸騰したお湯の温度を下げます。

2.深蒸茶の葉を急須に入れる
急須に深蒸茶の葉を入れます。分量は、6人分で約12g程です。
お茶を飲む人数が少ない場合については、一人分の分量を増やしましょう。

3.茶器に注いだお湯を急須に入れる
一度、お湯を茶器に注いだ事により、深蒸茶の抽出温度に適温になっております。

4.深蒸茶は約30秒待つ
深蒸茶の抽出時間は30秒待ちます。時間がたったら茶葉が開いているか確認します。

5.急須の残り一滴まで注ぐ
お茶の色や味を均等にするために、茶器に回し注ぎます。
とけるお茶のいれ方
1.粉末をスプーンですくい、茶器に入れます。

2.沸騰させたお湯を茶器に注ぎます。

3.お湯で溶いてご賞味頂けます。
上級煎茶(100gあたりおよそ800円以上)
特徴
品質の良い、普通煎茶で味と香りのバランスが取れた日本茶の中でも代表的なお茶です。
お茶には大きく分けまして旨みの成分であるテアニンと渋みの成分であるタンニンとがありますが、上級茶ほどテアニンを多く持っていますのでこれを引き出すことが美味しく入れるコツです。
上級茶はカフェインも多く含まれています。
器
急須は250ccくらい。
茶葉の量
2g×3杯(大さじ軽く2杯)
湯のみ
小ぶりので一杯は60ccくらいが目安です。
お湯の温度
よーく沸騰させます。カルキ臭を除くのと、水の分子を小さくさせることになります。
ポットは約90度で湯呑みにとることで約7度下がり、急須に移すことで約85度くらいの温度となります。
急須では
浅蒸し茶の場合は、約1分から2分ほどおきます。深蒸し茶の場合は、約30秒から1分ほどおきます。
湯呑みに均等に注ぎ分けて、最後の一滴まで注ぎます。ここにはおいしさが一番詰まっていますので、残さないように注ぎましょう。
そうすることで、2煎目もおいしく飲めます。
普通煎茶(100gあたりおよそ800円以下)
特徴
一般的な日本茶です。ご家庭や職場などで多く使われています。
食後などに飲むのに向いたお茶です。
器
急須は600ccくらい
茶葉の量
2g×5杯(大さじ山盛り2杯)
湯のみ
中ぶりので一杯は90ccくらいが目安です。
お湯の温度
よーく沸騰させます。カルキ臭を除くのと、水の分子を小さくさせること。
ポットは約90度で直接急須に注ぐ。お湯を入れ過ぎないようにご注意ください。
急須では
ふたをして味が出るまで約1分ほどおきます。
湯呑みに均等に注ぎ分けて、最後の一滴まで注ぎます。
お茶の特質
お茶の保存方法
お茶のいれ方教室もご利用下さい!!
